ジロ・デ・イタリア 2020

2020.10.27

10月3日にイタリア南部シチリア島で開幕した第103回ジロ・デ・イタリアも全21ステージが終了しました。

当初、ジロ・デ・イタリアはハンガリーのブダペストで開幕し3ステージを走る予定でしたが、ハンガリー国内の新型コロナウィルス感染拡大に伴う非常事態宣言によって急遽イタリアのシチリア島に移して開幕。

イタリア南部シチリア島に並んだ22チーム176人の選手。最終ステージのミラノに向けてロット・スーダルの選手8名もスタートしました。

121 サンデル・アルメ(ベルギー)

122 トーマス・デヘント(ベルギー)

123 ジョナサン・ディッペン(ドイツ)

124 カールフレドリク・ハーゲン(ノルウェー)

125 アダム・ハンセン(オーストラリア)

126 マシュー・ホームズ(イギリス)

127 ステファノ・オルダーニ(イタリア)

128 ハーム・ファンフック(ベルギー)

 

しかし、例年5月の開催から5ヵ月も遅れてのイタリアは、気温も低く冷たい雨など選手は苦しめられたステージが多く感じました。

チームとして今大会のステージ優勝を挙げることはできませんでしたが、若手クライマーのハーム・ファンフック(23歳)が第3ステージのヨーロッパ最大の活火山で知られるエトナ山の山頂ゴールの厳しいステージで持ち前の登坂力を発揮しステージ3位でゴール。

そしてマシュー・ホームズ(27歳)やステファノ・オルダーニ(22歳)といった若手選手の活躍と逃げ屋ことトーマス・デヘントが連日の逃げやプロトン鬼引きを見せ最終のミラノで総合敢闘賞を獲得しました。

第3ステージ ハーム・ファンフック ステージ3位

第5ステージ ハーム・ファンフック ステージ7位

第8ステージ マシュー・ホームズ ステージ3位

第11ステージ ステファノ・オルダーニ ステージ8位

第14ステージ トーマス・デヘント ステージ4位(個人タイムトライアル)

第17ステージ トーマス・デヘント ステージ3位

 

第14ステージ、個人タイムトライアルで4位と好成績でゴールしたトーマス・デヘントですが、出場前のトーマス・デヘントのTwitter・・・

「TTヘルメットを被ったままトイレに行ってしまった。おかげで過去最速のトイレタイムを叩き出すことができた」

トーマス・デヘントのSNSは常にコメディアン思考です・・・

 

何より今年のツール・ド・フランスでは第20ステージで逆転のマイヨジョーヌも驚きましたが、ジロ・デ・イタリア第20ステージでも驚きが起きました。

ジェイ・ヒンドレー(サンウェブ)とテイオ・ゲイガンハート(イネオス)の両者が総合成績で同タイムとなってしまいました。

この場合、2回行われた個人タイムトライアルで計測された0.01秒単位によって決定するようで、タイム差0秒でジェイ・ヒンドレーがマリアローザを獲得。グランツール史上初となるタイム差0秒で最終ステージとなり、個人タイムトライアルではテイオ・ゲイガンハートが逆転しマリアローザを獲得。そして最終日に逆転したもののマリアローザを着てレースを走ることなく総合優勝したのもジロ・デ・イタリアの歴史上初のようです。

ツール・ド・フランスもジロ・デ・イタリアも最後の最後まで何が起きるかわかりませんね。

 

そして、グランツールを走り続けるロット・スーダルの鉄人ことアダム・ハンセン(39歳)。

2007年にTモバイルでプロデビューし、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツール通算29回出場。2011年のオメガファーマ・ロットに移籍し2020年までの10年間をロットチーム走っていました。

2011年のブエルタ・ア・エスパーニャ出場から2018年ジロ・デ・イタリアまで連続20回のグランツールに連続出場し全て完走。

1958年にスペインのベルナルド・ルイスが樹立した連続12回のグランツール連続出場を破り、20回という新記録を樹立しています。

2015年のツール・ド・フランス第8ステージで落車し右肩を脱臼して記録が途絶えるかと思われましたがケガをしながら完走。

2017年のツール・ド・フランスで負った股擦れが原因でブエルタ・ア・エスパーニャの欠場予定が出場選手のケガにより急遽出場し完走しています。

今年のジロ・デ・イタリアがアダム・ハンセンのプロロードレーサーとして現役最後となりました。

ロードレーサーとしては最後ですが鉄人アダム・ハンセンは来年から本当の鉄人“トライアスロン”に転向するようです。

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