第104回 ジロ・デ・イタリア 2021

2021.06.02

3週間に渡る第104回 ジロ・デ・イタリア2021も5月30日にミラノでゴールし閉幕しました。

今から160年前の1861年に、サルディーニャ王国の主導のもとイタリア統一がされ、最初の首都として置かれたトリノ。

58日にかつての首都、トリノをスタートした23チーム184名の選手。

ロット・スーダルは今大会ステージ1勝を目標にスプリンターチームとして8名がスタートしました。

161 カレブ・ユアン(オーストラリア)

162 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)

163 トーマス・デヘント(ベルギー)

164 コービー・ホーセンス(ベルギー)

165 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

166 トーマス・マルチンスキー(ポーランド)

167 ステファノ・オルダーニ(イタリア)

168 ハーム・ファンフック(ベルギー)

 

ロット・スーダルの選手は怪我や体調不良で最終的にハーム・ファンフックとステファノ・オルダーニの2名がミラノにゴール。

チームとしての目標を達成しステージ2勝を挙げた今大会。

TOP10入りしたステージリザルトは、

第2ステージ カレブ・ユアン 10位

第3ステージ ステファノ・オルダーニ 9位

第5ステージ カレブ・ユアン 優勝

第7ステージ カレブ・ユアン 優勝

第8ステージ コービー・ホーセンス 6位

第10ステージ ステファノ・オルダーニ 4位

第11ステージ ハーム・ファンフック 3位

第13ステージ ステファノ・オルダーニ 6位

 

第5ステージ、最終発射台のジャスパー・デブイストとコービー・ホーセンスが残り10kmのコーナーで落車に巻き込まれ、最終発射台を失いながら残り150mからスプリントを開始したカレブ・ユアン。

エリア・ヴィヴィアーニ(コフィディス)とジャコモ・ニッツォーロ(アソス・クベカ)を抜き去り今大会1勝。

 

1日を通して完璧なチームプレーとなった印象に残る第7ステージ。

カレブ・ユアンのスプリントで第7ステージを取りに行くことが見ている誰もが分かる気迫を感じましたね。

最終の登りを冷静にアシストするジャスパー・デブイスト。

そして最終局面では各チームのエースがガチンコ勝負となりカレブ・ユアンがステージ2勝目を飾ると同時にグランツール初となるポイント賞、マリアチクラミーノを獲得。

カレブ・ユアンのステージ優勝を支えたチームメイトが遅れてゴール。

ロードレースならではの印象的なシーンですね。

第8ステージにマリアチクラミーノを着用して登場したカレブ・ユアンでしたが、スタートするものの膝の痛みによりレースを去ることになりました。

 

過酷なストラーデビアンケのような白い道に加え、茶色い道が35.2kmも走ることで話題となった第11ステージ。

11名のファーストアタックにロジャー・クルーゲとハーム・ファンフックが入り、最終の未舗装路区間でロジャー・クルーゲのアシストを受け人数を絞り出したハーム・ファンフックでしたが、バイク交換を強いられる落車で優勝争いから離脱。

ステージ優勝すると思っていただけに残念ですが、サポートカーからバイク交換後も粘り26秒遅れのステージ3位でゴール。

アシストをしていたロジャー・クルーゲも7位でゴールです。

 

18年ぶりの戻ってきた第14ステージ、激坂ゾンコラン。

ロット・スーダルとしては動きのないステージでしたが、個人的に今大会1番の印象が残ったステージでした。

11名の逃げを形成、モンテゾンコランで仕掛けたヤン・トラトニク(バーレーン・ヴィクトリアス)に唯一合流したロレンツォ・フォルトゥナート(エオーロ・コメタ)。

残り3km、激坂で失速して蛇行するヤン・トラトニックを引き離しロレンツォ・フォルトゥナートが独走優勝。

今大会、事前情報ではアルベルト・コンタドールとイヴァン・バッソの力で主催者枠のワイルドカードを獲得し出場のエオーロ・コメタ。戦力は高くなく各ステージで逃げて目立ち、スプリントステージで上位に食い込むぐらいのチーム分析情報でした。

しかし、まさかの難関コースのゾンコランで独走優勝です。

2021年よりプロチームに昇格し、チーム初優勝がジロ・デ・イタリアとなりました。

ゴールで待っていたイヴァン・バッソの喜び、何より自身グランツール総合優勝の経験もあるアルベルト・コンタドールが大興奮で涙を浮かべながら喜んでいるのが印象的でした。

コンタドールの大興奮はこちら

 

第9ステージで自身初のグランツールでのステージ優勝とマリアローザを獲得したエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)。

最終ステージまでの12日間着用し、総合優勝したエガン・ベルナルの走りはマリアローザに相応しい走りでした。

そして、エガン・ベルナルのマリアローザを守るべく、イネオス・グレナディアーズは鉄の壁のようなアシストでしたね。

 

ジロ・デ・イタリアでは残念ながらロット・スーダルはリタイアが続出となってしまいましたが、6月26日にブルターニュで開幕する第108回ツール・ド・フランスにベストコンディションで戻ってきてくれることを期待します。

目標はカレブ・ユアン自身初となるポイントジャージ、マイヨヴェールの獲得しパリに凱旋することです。

RIDLEYとしてのマイヨヴェールは2006年にロビー・マキュアンが獲得以来、15年ぶりになります。

オーストラリア人スプリンター、ロビーマキュアンからカレブ・ユアンの物語はこちら

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